県内マスコミ10社の代表は2日、県庁に玉城デニー知事を訪ね、10社が募った「首里城再建支援のための県民募金」(総額3億4184万2304円)の目録を手渡した。
10社を代表して、沖縄タイムス社の武富和彦社長は「琉球の歴史と文化を県外、海外の人にも考えさせる機会ともなった。沖縄、琉球のアイデンティティーを反映した形で復元してほしい」と語った。
琉球新報社の玻名城泰山社長は「予想を上回る多くの支援が県内、海外からも寄せられた。活用していただき、一日も早く麗しい姿が再現できることを願う」と話した。
玉城知事は「琉球文化のルネサンスの再興に向け、幅広い分野の方々に復旧・復興に加わってもらい、未来に新しい文化が芽生えるように努力を続けたい」と述べ、支援に感謝した。
総額のうち、沖縄タイムス社には1億4979万9934円が寄せられた。