冷たい雨が降る中、沖縄の長距離界をけん引してきた濱崎達規は、ひたすら前へ前へと脚を動かし続けた。 2019年3月3日、18年間の競技人生の集大成として臨んだ東京マラソン。 5度前後の気温で体はすっかり冷え切り、目がちらついた。前方を走る選手が何人もリタイアした。