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辺野古「軍民共用できないか」中谷氏が提案 沖縄知事は反対

2020年7月4日 12:49

 玉城デニー知事は3日、中谷元・元防衛相と県庁で会談し、名護市辺野古の新基地建設を巡り意見交換した。中谷氏は、新基地の軍民共用や自衛隊との共同使用を追求することで建設に理解を得たい考えを示した。知事は反対を伝えた。(2面に関連)

辺野古新基地建設について語る中谷元・元防衛相=3日、県庁

辺野古新基地建設について語る玉城デニー知事=3日、県庁

辺野古新基地建設について語る中谷元・元防衛相=3日、県庁 辺野古新基地建設について語る玉城デニー知事=3日、県庁

 会談は冒頭が報道陣に公開され、知事は軟弱地盤の改良工事などで新基地が完成まで少なくとも12年かかることから「米軍普天間飛行場の1日も早い危険性の除去にはつながらない」と指摘。

 県の万国津梁会議が新基地建設は「技術的にも財政的にも困難」と提言していることや、知事選や国政選挙県民投票の結果から「(県民が)明確に(反対の)意思を示している」と述べた。

 その上で、政府との対話に協力を求めた。

 中谷氏は軟弱地盤の改良工事に伴う設計変更申請の審査に関し「極力前向きに検討して、協力してほしい」と新基地建設を進める必要性を強調。

 1999年に県や名護市が軍民共用などを条件に、基地建設の受け入れを表明していたことから「自衛隊との共同使用、軍民共用の飛行場ができないか。可能性を私なりに追求していきたい」と理解を得たい考えを示した。

 会談後、中谷氏は記者団に「一致できるのは、政府と沖縄の話し合いの場が必要ということ」との認識を示した。知事は中谷氏の軍民共用などの提案に、反対を伝えたことを明らかにした。

(写図説明)辺野古新基地建設について語る玉城デニー知事(右)と中谷元・元防衛相=3日、県庁

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