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沖縄知事、軟弱地盤工事は「暴挙」 専門家の“震度1で崩壊恐れ”の解析受け

2020年7月4日 10:43

 玉城デニー知事は3日、立石雅昭新潟大名誉教授らの専門家チーム「沖縄辺野古調査団」が、名護市辺野古の新基地で震度1以上の地震が発生すれば護岸崩壊の危険があると指摘した解析結果を受け、軟弱地盤で基地工事を進めることを「暴挙」と批判した。その上で「しっかりと私たちから意見を申し上げていきたい」と国に対話を求めた。

(資料写真)沖縄県の玉城デニー知事

 同日、県庁で会談した中谷元・元防衛相に対しても、専門家の解析を基に「危険性があるという懸念は拭えない」と伝えた。

 玉城知事によると、中谷氏は「ああ、そうですか、後で検討をさせていただきます」と答えたという。

■「耐震性は適切」菅氏が反論

 【東京】菅義偉官房長官は3日の記者会見で、名護市辺野古の新基地計画を巡り、震度1以上の地震で護岸崩壊の危険があるとした専門家の分析に反論した。「耐震性は技術基準に基づき適切に設定されている」と述べた。

 菅氏は有識者で構成する沖縄防衛局の「技術検討会」で、護岸の安定性について「問題ない旨のご意見を頂いた」と主張した。

 河野太郎防衛相も同日の会見で「専門家から意見を頂いて計画を作っているので、その通りやる」と問題視しない考えを示した。

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