熊本県南部を襲った豪雨で、同県芦北町は5日、新たに5人の死亡を確認したと明らかにした。津奈木町でも80代男性が死亡。豪雨による死者は計7人になった。警察や消防、自衛隊は行方不明者の捜索や被災者の救助活動を続けた。球磨川は上流から下流にわたり広範囲で氾濫。山間部を中心に救助の手が届いていない地域もあり、被害規模が拡大する可能性がある。

 熊本県球磨村で救助した人を搬送する自衛隊員=5日午前8時39分

 豪雨で球磨川が氾濫し、浸水した特別養護老人ホーム「千寿園」(手前)=4日午前11時44分、熊本県球磨村(共同通信社ヘリから)

 熊本県球磨村で救助した人を搬送する自衛隊員=5日午前8時39分  豪雨で球磨川が氾濫し、浸水した特別養護老人ホーム「千寿園」(手前)=4日午前11時44分、熊本県球磨村(共同通信社ヘリから)

 県は同日、多数の人が心肺停止の状態で見つかった同県球磨村の特別養護老人ホーム「千寿園」から約50人を救助したことを明らかにした。芦北町などによると、同町で4日、女性の死亡が確認された。(共同通信)