大王製紙の佐光正義社長らは8日、那覇市の沖縄タイムス社を訪ね、県内の子どもの貧困問題解決に取り組む「沖縄こども未来プロジェクト」(代表・武富和彦沖縄タイムス社長)に寄付し、目録を手渡した。
大王製紙のエリエール商品の県内での売り上げの一部から充てた。佐光社長は「このプロジェクトの話を聞き、感動した。(支援を受けた)子どもたちの手紙にも目を通した」と話し、取り組みを評価した。
その上で「沖縄の貧困家庭は多い。当社の本社は沖縄県外にあるが、未来を託す沖縄の子どもたちに当社としても少しでも役立ちたい」と思いを語った。