沖縄署管内で建設作業員が逮捕された大麻取締法違反事件で、県警刑事企画課は8日、事件の証拠品として署内に保管していた大麻草1本(丈3・5センチ)を紛失したと発表した。

(資料写真)沖縄署

 大麻草は6月13日に容疑者宅から押収し、署内の保管庫で施錠し管理していた。7月3日に栽培容疑で追送致をするため、検事と証拠品を確認すると、なくなっていたという。

 同課によると、大麻草は乾燥させるため白い紙に挟んで包み、透明のビニール袋に入れて保管していた。6月26日に捜査員が確認したのが最後だった。署員から聞き取りをするなど現在も内部調査を続けている。

 一方、県警組織犯罪対策課は、紛失した大麻草の証拠書類や写真があり、科学捜査研究所の鑑定結果などを踏まえ「証拠保全はされている」とし、8日付で大麻栽培容疑で追送致した。

 刑事企画課の仲里鍛管理官は「証拠品の紛失はあってはならないこと。業務指導を改めて徹底し、再発防止を図りたい」と話した。