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嘉手納基地で今年初のパラシュート降下訓練 地元の中止要請無視

2020年7月9日 15:58

 【中部】米軍は9日午後、米軍嘉手納基地でパラシュート降下訓練を実施した。県や地元自治体は降下訓練の中止を求めていたが、米軍は強行した。同基地での降下訓練は2019年10月以来で、今年に入って初めて。

パラシュート降下訓練で、嘉手納基地内に降りる米兵=9日午後3時55分、嘉手納町

 9日午後3時52分頃、米軍機から少なくとも5人の米兵がパラシュートで降下した。米軍は9日午後3時から9時まで、同基地で降下訓練の実施を予定している。

 通常、降下訓練は伊江島補助飛行場で実施されるが、米軍は本紙取材に「悪天候のため、訓練に必要な安全艇の使用ができない」としていた。読谷補助飛行場で実施していた降下訓練は、日米特別行動委員会(SACO)最終報告で伊江島補助飛行場に移転すると合意され、嘉手納での実施は「例外的」とされている。だが昨年は年間最多の4度の訓練があり、県や周辺自治体は相次ぐ訓練に反発を強め、恒常化を懸念している。

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