気鋭の財政学者、井手英策さんは新著で「本当の経済とは何か」を問うた。収益や経済成長の追求に偏り、他者を顧みる余裕さえ失った日本社会。「金もうけという欲望の領域だけで経済を語る時代は終わらせないといけない」。そう訴える。 論考の出発点は新自由主義を巡る疑問。