沖縄タイムス+プラス ニュース

「目指すは年商1億円」コロナ禍の市場を救いたい 女性店主4人の奮闘

2020年7月14日 08:21

 那覇市の牧志公設市場周辺の商店街関係者4人が、オンラインショップ「マチグヮーストア」を立ち上げている。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、客足が遠のくマチグヮー(商店街)を活気づけようと企画。もうけはほとんど4人の手元には残らないが「楽しく続けて盛り上げていく。目指すは年商1億円」と目標を大きく掲げて意気込んでいる。(社会部・勝浦大輔)

「マチグヮーストア」をPRする(右から)津覇綾子さん、金城忍さん、畑井モト子さん、与儀静香さん=10日、那覇市松尾・津覇商店

 14日現在で、17店舗が雑貨や菓子など約40商品を販売している。6月20日の運営開始から約3週間、県内外から50を超える注文がある。オンラインショップ限定の商品を随時出していく予定。売り切れ中だが、オリジナルエコバックもある。

 運営メンバーは津覇商店店主の津覇綾子さん(50)、商店街関係者の金城忍さん(47)、メキシコ雑貨tope店主の与儀静香さん(44)、フリーデザイナーの畑井モト子さん(40)。サイトに注文が入れば、商品の集荷、箱詰めから宅配業者への手続きまで、全て4人で行っている。

 新型コロナの影響で国内外から訪れる観光客が激減し、4月中旬の緊急事態宣言も相まって各店舗は軒並み営業がままならない状況に。そんな中、津覇さんが金城さんに「今、何ができるか」と相談を持ち掛け、試行錯誤する中でオンラインショップを運営するに至った。

 津覇さんと金城さんは「(観光客でにぎわう)以前のような生活スタイルにはすぐには戻らない。マチグヮーを忘れてほしくない」と思いを話す。サイト利用者が実際に店舗へ足を運んで購入したり、商品をきっかけに店舗を知ったりするなど、根本の目的である「マチグヮーに来てもらう」ことにも好影響を生んでいるという。

 4人は「まだ運営しながらの検証段階。店舗も商品も増やして盛り上げていきたい」と話した。問い合わせは金城さん、電話090(5021)6991。

ありがとう牧志公設市場 ウェブ写真館
1960年代から現在まで、本紙が取材で撮影した写真を多数掲載しています。心に刻みたい沖縄の風景、こちらからチェックできます。

 

前の記事へ 次の記事へ
連載・コラム
きょうのお天気
アクセスランキング
ニュース 解説・コラム
24時間 1週間