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沖縄に異動の米兵、大人数でビーチパーティー コロナ渦中に移動規制守らず 感染拡大の理由と米陸軍指摘

2020年7月15日 07:54

 【平安名純代・米国特約記者】在沖米軍基地で新型コロナウイルスの感染が大幅に増加した要因について、在沖米陸軍第10地域支援群(読谷村・トリイ通信施設)が米国からの異動要員の到着や大人数によるビーチパーティーなどの行動が招いた結果だと指摘していたことが13日までに分かった。米側が公式文書でこうした感染拡大の要因を指摘していたのが明らかになったのは、初めて。

在沖米軍基地で新型コロナウイルスの感染が大幅に増加した要因について、米国からの異動要員の到着や大人数によるビーチパーティーなどを指摘している在沖米陸軍が関係者に向けた7月10日付の通達文書

 米軍は感染経路や感染者の行動履歴などの情報を開示していないが、米国からの異動要員の到着を感染が拡大した理由の一つに挙げていることから、米国から持ち込まれたとの認識を反映しているといえそうだ。

 第10地域支援群は、在沖陸軍兵や軍属らを対象に発出した10日付通達文書で、異動で沖縄に到着した要員が移動制限を守らず、ビーチパーティーなどの大人数での集会で、移動制限や社会的距離(人との間の距離を2メートル保つ)など、複数の規制が順守されなかった結果だと指摘。今後は、基地外のレストランなどでの飲食を禁じるなど、追加的行動制限を講じると通達している。

 兵士などに、公衆衛生の徹底を図り、感染防止を徹底するのが、通達の趣旨。

 在沖米海兵隊は7月以降、北谷町の民間ホテルを借り上げ、異動者らの14日間の隔離措置に使用しているが、北谷町や県には十分な情報を提供していない。


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