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騒音出さない約束の施設 米軍機がエンジン稼働し駐機 嘉手納基地 SACO合意違反の恐れ

2020年7月16日 06:00

 米軍嘉手納基地所属のMC130特殊作戦機1機が15日、同基地の沖縄県嘉手納町屋良側にある旧海軍駐機場で、エンジンをかけた状態で使用しているのが確認された。海軍駐機場は日米特別行動委員会(SACO)最終報告に基づき、騒音軽減措置として沖縄市側へ機能移転。県や周辺自治体は旧駐機場でエンジン稼働など騒音を発生する運用は認めていない。沖縄防衛局は本紙の取材に事実関係を確認しているとした。

旧海軍駐機場に駐機する米軍嘉手納基地所属のMC130特殊作戦機=15日午後4時20分、嘉手納基地(読者提供)

 旧駐機場で同日午後4時21分、米兵がMC130に乗り込み、エンジンを稼働したまま駐機する様子を確認。その後、機体は北側滑走路に移動し同30分ごろに同基地を離陸した。

 旧駐機場では米軍機のエンジン調整が長年、周辺への騒音や悪臭被害の原因となっていた。1996年のSACO最終報告に基づき、約157億円をかけて沖縄市側へ機能が移転された。現在は「倉庫や整備場など音を出さない施設」とされるが、移転後もエンジン稼働などで騒音を発する運用が確認されている。

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