2020年内に校舎の建て替え工事が始まる開邦中学・高校(沖縄県南風原町新川)で、7月5日から毎週日曜、卒業生に向けた「校舎見学ツアー」が開かれている。主催する同校同窓会の開邦雄飛会は「友人たちを連れて、高校時代のことを思い出してほしい」と呼び掛けている。

教室の前で思い出を語り合う卒業生ら=12日、南風原町新川・開邦高校

 同校は1985年に設立され、86年4月に開校。2016年からは校舎内に中学校も設置された。校舎の建て替え工事は年内に開始予定で、24年4月までにすべての校舎の建て替えが完了する見通し。生徒たちは運動場に建てられたプレハブの仮設校舎で6月から授業を受けている。

 12日には約120人の卒業生が校舎に足を運んだ。22期生の島由佳さん(28)=那覇市=は「みんな仲良くて、ベランダで流しそうめんをしたのが懐かしい。人生で一番楽しかった時期」と笑顔。23期生の比嘉萌さん(27)=那覇市=は「単語帳を眺めながら弁当を食べたことを思い出した。校舎がなくなると思うと寂しいですね」と、しみじみと語った。開邦雄飛会の上里直司会長(47)=3期生=は「ぜひ仲間たちを連れて、高校時代の思い出を語り合ってもらえたらうれしい」と話した。見学会は、19、26日も開催。同会のフェイスブックのメッセンジャーから3日前までに申し込みが必要。