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米軍の要請?それとも差別? 基地従業員の子ども 小中学校で少なくとも75人欠席

2020年7月16日 07:24

 米軍基地内の新型コロナ感染拡大を受けた米軍基地関係者や基地従業員の子どもの小中学校の欠席が、15日までに11市町村で少なくとも75人に上ることが沖縄タイムスの調べで分かった。欠席の事実はあるが実数を把握していない自治体もあり、実際にはさらに多いとみられる。

新たに36人の感染者が確認されたキャンプ・ハンセンのメインゲート=15日午後6時半ごろ、金武町

 内訳は北谷町(27人)、金武町(22人)、北中城村(11人)、うるま市(8人)、那覇市(3人)、西原町(2人)、南城市(1)、中城村(1)。沖縄市、宜野湾市、読谷村は欠席は確認しているが、15日時点で実数把握していない。多くが通常の欠席扱いにならない「出席停止」などの措置を取っている。欠席が最も多い北谷町は「米軍から、子どもを含め外出しないよう要請を受け欠席した事案があると聞いているが、詳細は確認できていない」と説明。那覇市の小学校では校長が基地従業員の保護者と相談し、子ども1人を自宅待機させ課題を出した。

 宜野湾市や豊見城市には、保護者から「基地従業員の子どもを登校させないで」の声もあった。学校側は体調不良などがなければ登校できることや、学ぶ権利の必要性を説明している。

 県教育庁には県立高校1校から基地従業員の子どもを登校させていいか相談があり、教育長は体調不良がなければ可能と答えた。

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