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沖縄の80代タクシー運転手が感染 米軍関係者との接触で初か【7月16日午後12時半時点】

2020年7月16日 12:40

 沖縄県の玉城デニー知事は16日正午に記者会見し、県内で新たに1人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。キャンプ・ハンセン関係者の乗客を乗せたタクシー運転手で沖縄市在住の80代男性。感染した米軍関係者と接触があった可能性があるという。在沖米軍基地内でのクラスターが発生した7月以降、米軍関係者と接触した県民で感染が確認された事例は初めて。また、知事は新たに普天間飛行場で2人の感染が確認されたことも明らかにした。

米軍キャンプ・ハンセンのメインゲート

 県内での新型コロナ感染は11日を最後に確認されておらず、5日ぶりとなった。80代男性は14日に発症し、15日に感染症指定医療機関を受診、感染を確認した。

 県によると、80代男性は4~8日に勤務。キャンプ・ハンセンで日常的に米軍関係の客を乗せていたが、他の基地に出入りしていたかや、米軍関係以外の乗客を乗せていたかは分かっていないという。

 4日の米独立記念日前後は基地内外でパーティーなどがあり、米軍関係者の感染拡大の場となった可能性が指摘されている。

 県の糸数公保健衛生統括監は16日の記者会見で、80代男性が実際に感染した米軍関係者を乗せたかは「まだ分かっていない」としつつ「基地内から県民が感染した初めてのケースの可能性が高いと考える」との認識を示した。

 在沖米軍基地では7月に入り、大規模なクラスター(感染者集団)が発生している。1日~15日までに、普天間飛行場で71人、キャンプ・ハンセンで58人、嘉手納基地で2人、キャンプ・マクトリアスで1人、キャンプ・キンザーで1人が確認されている。3月分を含めた在沖米軍の累計感染者は138人。県内の感染者は累計149人。


 

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