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感染したタクシー運転手、米独立記念日のイベント参加者を乗せる

2020年7月19日 06:10

 米海兵隊キャンプ・ハンセンに出入りし新型コロナウイルスに感染した男性タクシー運転手が、3、4の両日に基地の外であった米独立記念日のイベントに参加した米軍関係者を乗車させていたことが17日、分かった。イベントは米軍の大規模クラスター(感染者集団)の場になった可能性が指摘されており、県の糸数公保健衛生統括監は「イベント参加の乗客から感染した可能性が高い」との認識を示した。

米軍キャンプ・ハンセン

 糸数統括監によると、男性は発熱した5日前の9日以降は勤務していない。感染の恐れがあるのは発症2日前からとされており、男性が他の乗客にうつした可能性はないという。中部保健所が乗客以外の濃厚接触者の調査を進めている。

 7月1~17日に感染が確認された米軍関係138人について、米軍が県に感染の恐れがあるとして情報提供した日本人は約10人。保健所が健康観察などを進めている。基地の外の行動履歴は約25人分が届いているという。「コンタクトが取れない」との記載もあるといい、糸数統括監は「調査が進んでいない可能性はある」と述べた。

 感染者が独立記念日前後のパーティーなどのイベントに参加した情報はないが、県は罰則を恐れて正直に行動履歴を言わない恐れがあるとみている。軍を通して感染した軍関係者に対し、濃厚接触の恐れのある日本人に連絡をするよう呼び掛けているという。


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