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沖縄県、基地の街の飲食店従業員198人をPCR検査 結果は21日判明

2020年7月20日 07:34

 在沖米軍基地での新型コロナウイルス感染拡大を受け、県は19日、米軍キャンプ・ハンセンがある金武町の飲食店や理髪店の従業員、タクシー乗務員など町民198人に無料でPCR検査を実施した。県医師会の医師や看護師らが町総合保健福祉センターの屋外で検体を採取した。結果は21日に判明する。

PCR検査を受ける女性(手前)=19日、金武町総合保健福祉センター

 県医師会は町内の飲食店やナイトクラブなどに米軍関係の感染者が訪れている可能性を考え、金武町や飲食業者の組合を通し、米軍関係者と接触歴がある人に検査を呼び掛けていた。

 検査に訪れた人は同センター駐車場で金武町職員から整理券配布を受け、車内で待機した。順番が来ると歩いて問診や検査の各ブースに移動する「ウオークスルー方式」で行われた。

 町内で米兵相手のバーを営む女性(70)は「検査を受けられて安心した」とほっとした表情。店は休業中だが、開店を確認しに訪れる客もいるという。「食べるためには来てもらわないといけないけど、今は心配。命あってのお金ですから」

 タクシー乗務員の男性(62)は「独立記念日の今月4日前後は米兵の客も多かった。現在は乗車を断っている」と話した。一方、バーの女性店員(23)は「米兵なら外出禁止になる。今は県外からの観光客のほうが心配だ」と顔を曇らせた。

 県社交飲食業生活衛生同業組合の下地秀光理事長は「安心感を持ってお客を迎え入れるため、基地周辺の街では重点的に検査をしてほしい」と求めた。


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