障がい者就労継続支援B型事業所「うるまチャレンジド」は20日、沖縄県うるま市与那城に「カフェ食堂さく山」を開店した。18日に開所式と見学会があり、多くの関係者が訪れ開店を祝った。うるまチャレンジドを運営する合同会社さくやまの佐久田啓子代表は「素晴らしい建物で感無量。配膳や調理は(B型事業所の)利用者が担う。地域の特産品を使いながら、地域に根差して愛される食堂にしていきたい」と抱負を語った。

見学会で振る舞われた沖縄そばなどを楽しむ来場者=18日、市与那城のカフェ食堂さく山

カフェ食堂「さく山」の今後の発展を願い気勢を上げるスタッフや関係者ら=18日、市与那

見学会で振る舞われた沖縄そばなどを楽しむ来場者=18日、市与那城のカフェ食堂さく山 カフェ食堂「さく山」の今後の発展を願い気勢を上げるスタッフや関係者ら=18日、市与那

 同社は、障がいのある人に対する偏見や差別をなくすため「障がい者」という言葉を使わず、障がいをマイナスに捉えず前に向かって挑戦するチャンスや資格を与えられた人という意味で「チャレンジド」と呼んでいる。

 うるまチャレンジド管理者の佐久田盛徳さんは「普通の人以上にできることもたくさんあることを、アピールしていきたい。チャレンジドが力を合わせて、市の特産品を使った料理などを地域に提供したい」と話す。佐久田さんによると、B型事業所の利用者は計24人。食堂はそのうち主に5人が働き、職員が4人。今後もっと人数を増やしていきたいという。

 ホール係の久米尚美さん(50)は「シミュレーション通りうまくやれて良かった」とほっとした表情。「うるま市のおいしい食材を使った料理をどんどん出していきたい」と意気込んだ。

 照屋末子さん(60)は「たくさんの人に応援してもらってうれしい。私も楽しんで働いている。多くの人に訪れてほしい」と期待した。

 見学会で市産のモズク入りの沖縄そばや黄金芋の天ぷらを堪能した新里静子さん(76)=中城村=は「地産地消を感じられてとてもいい。働いている方もみんな張り切っていて、すてきな心遣いも感じる」。与那城自治会の仲田満自治会長は「地域としても支援していきたい」と語った。

 食堂は月~金の平日、午前10時~午後4時。問い合わせは電話098(978)8419。