沖縄県北谷町の外貨両替所で現金約690万円を強奪したとして、強盗と建造物侵入の罪に問われた米陸軍1等兵の被告(21)と、米空軍軍属の被告(34)の論告求刑公判が20日、那覇地裁(小野裕信裁判長)であった。検察側は「大胆かつ危険、計画的な犯行」として両被告に懲役6年を求刑。被告側は「社会内での更生が望ましい」として執行猶予など寛大な判決を求め、結審した。判決は8月25日。

(資料写真)那覇地裁

 被害店舗責任者の意見陳述もあり、事件の影響で臨時休業を余儀なくされ損失が出たほか「強盗が入った店」として客などから不本意な発言を受けるなど、顧客対応に苦慮したことを明らかにした。「従業員をはじめ、多くの人を不安にさせた。法律上の最大限の刑罰で裁いてほしい」と求めた。

 軍を除隊予定だったという米陸軍1等兵の被告は「新型コロナウイルスの影響で米国に仕事がなく、家族のために金が必要だった」と改めて動機を説明。反省の言葉を繰り返した上で「家族は私を必要としている。国に帰してほしい」と述べた。

 軍属の被告も「毎日反省している。沖縄の人たちに謝罪したい」と述べた。