金城弘昌県教育長は14日の県議会一般質問で、北部地区での中高一貫校の設置について、既存の学校に併設型で導引する考えを示した。2020年度で学校の規模や地域の中学校、高校への影響などの課題を整理し、早期実現を目指す考え。山里将雄氏(てぃーだネット)への答弁。

(資料写真)開邦中学校の適性検査を受けた児童(2017年撮影)

 19年度に北部市町村教育委員会、関係高校などと中高一貫教育に関する懇話会を開いたとした上で「既設校に併設型の中高一貫教育校を導引する方向性が示された」と明かした。

 併設型の特徴として「同一の設置者による中学校と高校を接続する。6年間の計画的、継続的な教育指導を展開し、生徒の個性や創造性を伸ばすことができる」と説明。課題として、教室など教育環境の整備や通学区域の拡大に伴う影響などを上げた。

 県内では、2016年4月に中高一貫校として開邦と球陽の中学校が開校し、高い志願倍率で推移している。

 北部地域への設置を巡っては難関大学を目指す生徒の学力向上のほか、北部基幹病院の設置に向けた医師確保のため家族の生活環境を整備する必要がある、と北部市町村から要望が強かった。