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離島の感染防止へ 訪れた人に体調確認メール スマホのコロナ感染追跡システム 竹富町で稼働

2020年7月22日 05:10

 システム開発などを手掛けるブルー・オーシャン沖縄(那覇市、岩見学代表)とバックムーン(西原町、知念卓代表)が新型コロナウイルス感染追跡システム「グラスフォンfor健康観察」を共同開発し、10日から竹富町で稼働している。観光や仕事で来島した人の健康観察を1週間実施することで、町内の感染拡大の防止や感染経路の把握に役立てる。

「グラスフォンfor健康観察」をPRするブルー・オーシャン沖縄の安田陽地方創生グループ担当課長(左)と崎山喜一郎執行役員=21日、那覇市の沖縄タイムス社

 石垣港離島ターミナル内の各船舶会社チケット購入窓口に、「グラスフォンfor健康観察」登録用のQRコードを案内するチラシを掲示。スマートフォンで読み込むと簡単に登録できる。来島者が登録すると1週間、健康状態を確認するショートメールが1日1回届く。そこで健康状態に関するアンケートに回答し、感染の疑いがあればブルー・オーシャン沖縄のコールセンターに連絡が届き、ヒアリング調査を実施し、問題があれば医療機関に連絡する。

 竹富町では10~20日の間で登録者は70人。現在、感染者や感染疑いがある人は確認されていない。当面の間、実施する予定。

 ブルー・オーシャン沖縄は自治体や民間企業での導入を目指す。安田陽地方創生グループ担当課長は「Go To トラベルの開始も控え、観光地でのコロナ対策が注目されている。システムが新たな社会的マナーとして利用が広がってほしい」と期待した。

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