【波照間島=竹富】地球に接近中の「ネオワイズ彗星(すいせい)」が20日、竹富町波照間島で鮮明に捉えられた。東京の写真愛好家、森山大志さん(48)=自営業=が「星空観測タワー」近くの北西の空で午後9時39分ごろ、撮影に成功。枠に収まりきらないほど伸びた彗星の尾がくっきりと星空に浮かび、幻想的になびいている。

鮮明な尾を引くネオワイズ彗星=20日午後9時39分ごろ、竹富町波照間島(森山大志さん提供=50ミリレンズ、絞りF2で15秒露光)

 森山さんは12日から愛好家仲間らと竹富島や石垣島で撮影。20日に波照間島に移動した夜、ようやく会心の1枚を捉えた。「尾に薄雲すらかかっていない。狙った通りで完璧」と喜ぶ。意図的に観測タワーを収めたといい「タワーは現在故障中だが、撮影に成功し話題になることで修理のための寄付金が全国から集まればと思った」と話した。

 関係者によると、彗星は23日にかけて地球に最も接近するとしている。