県出身ミュージシャン、沖縄電子少女彩が配信アルバム「NEO SAYA」をリリースした。アジアでの活動を視野に入れたリリースに「多くの刺激を受けながら、たくさんのことに挑戦したい」と意気込んでいる。

「アジア各国のアーティストとの共演が楽しみ」と話す沖縄電子少女彩=那覇市・沖縄タイムス社

 沖縄電子少女彩は沖縄市出身。幼少の頃からミュージカルやヒップホップダンスに親しみ、2016年に沖縄アヴァンギャルドテクノアイドル「Tincy」に加入。17年から「沖縄電子少女彩」の名でソロ活動を行っている。

 リズムマシンを生かした「アヴァンギャルド&ノイズミュージシャン」のカテゴリーにこだわらず、アイヌの音階を取り入れるなど楽曲は幅広い。新作「NEO SAYA」には祖母から聞いた沖縄戦体験を基にした「幼い日の記憶」やわらべ歌「耳切坊主」など12曲を収録した。

 「面白いと思ったことを自由にさせてもらっている。私の音楽を楽しんでもらえたらうれしい」と話す。コロナ禍の影響で、当初3月開始を予定していた韓国や中国、香港を巡るツアーは延期となったが「アジア各国のアーティストとの共演を楽しみにしている。沖縄を前面に出したい」と目標を掲げた。