沖縄県のうるま市消防本部(諸見里朝弘消防長)は20日、市石川の美原ゴルフレンジで体調を崩した男性の救命活動に協力したとして、日本大学1年の豊里裕士さん(18)に感謝状を贈った。同レンジで開かれた贈呈式で、裕士さんの代理で感謝状を受けた父の健さん(62)は「助けた方が元気に回復したと聞いて本人もとても喜んでいた。自慢の息子」と表情を輝かせた。

豊里裕士さん

うるま市消防本部の諸見里朝弘消防長(右から2人目)から、代理で感謝状を受け取った父の豊里健さん(中央)=20日、同市・美原ゴルフレンジ

豊里裕士さん うるま市消防本部の諸見里朝弘消防長(右から2人目)から、代理で感謝状を受け取った父の豊里健さん(中央)=20日、同市・美原ゴルフレンジ

 裕士さんは3月5日、美原ゴルフレンジで練習中、同じく練習中だった60代の男性の異変に気付き119番通報した。

 男性は心肺停止しており、裕士さんは心肺蘇生法を試みたり、自動体外式除細動器(AED)を使用したりして救命に尽力した。

 男性は迅速な対応が功を奏して現在では回復しており、家族から感謝の電話もあった。裕士さんは「今後も体を大事にしてほしい」と話していたという。

 裕士さんは昨年西日本アマチュアゴルファーズ選手権で西地区優勝を果たすなど活躍中で、将来はプロゴルファーを目指している。

 諸見里消防長は「冷静な判断と迅速な処置をしていただき大変ありがたい。今後も勉学とともにゴルフでの活躍もお祈りしている」と感謝した。