釣り情報[有釣天]

慶良間の磯で42・5センチ、1・07キロのヒレーカーを釣った儀間真侑さん=11日

安謝海岸で68・5センチ、3・76キロのタマンを釣った嘉陽涼太さん=14日

伊計島で52.5センチ、1.67キロのタマンを釣ったNew Jack Anglerの前健太さん=19日

浜比嘉島で51.9センチ、2.87キロのマクブを釣った古堅一海さん=19日

東村の沖で130.5センチ、30.6キロのガーラを釣ったジョー・ロジャースさん(左)=3日

浜比嘉島で45.5センチ、1.72キロのカーエーを釣った金城正彦さん=5日

南部海岸で49.5センチ、1.6キロのタマンを釣った山入端立美さん=19日

慶良間の磯で42・5センチ、1・07キロのヒレーカーを釣った儀間真侑さん=11日 安謝海岸で68・5センチ、3・76キロのタマンを釣った嘉陽涼太さん=14日 伊計島で52.5センチ、1.67キロのタマンを釣ったNew Jack Anglerの前健太さん=19日 浜比嘉島で51.9センチ、2.87キロのマクブを釣った古堅一海さん=19日 東村の沖で130.5センチ、30.6キロのガーラを釣ったジョー・ロジャースさん(左)=3日 浜比嘉島で45.5センチ、1.72キロのカーエーを釣った金城正彦さん=5日 南部海岸で49.5センチ、1.6キロのタマンを釣った山入端立美さん=19日

 11日、慶良間の長崎の磯に渡った儀間真侑さん。本命は磯際から離れた場所で湧いてくる60センチ前後のトカジャー。引きの強さは磯魚随一だが、食わせるまでの過程はハードルが高く、引き出しの多さが求められる難しい釣りの一種だ。

 水温の高くなる夏場、予想通り早朝の海面に魚の姿は確認できない。それでも潮の流れだすタイミングで中層に見え隠れする本命らしき魚影を狙うことにした。円錐(えんすい)ウキでは捉えることのできないアタリを見極めるヒントは、ハリスにセットした潮受けの少しの動き。魚が餌に食いつくと、わずか3センチほど潮受けがスライドする変化を見逃さずヒットまで持ち込む。次に、潮受けが中層以深に沈んで見えなくなると、アタリの判断は道糸に出るわずかな動きを判断する必要がある。あの手この手を駆使して、1回のヒットを導き出す高度なフカセ釣りのテクニック。付け餌に使用する生オキアミとボイルオキアミ、沈下速度の違いを利用したマキエサとの同調に変化を加えるなど、無限の引き出しを活用して夏場の食い渋る磯で数をそろえた。

◇   ◇

 春から秋にかけて釣具店が主催するカーエーダービーに合わせて、ビッグワンを求めて釣行を開始する嘉陽涼太さん。安謝海岸を中心に最も釣果の確率良い夜間を狙い、昨シーズンは200匹を釣り上げた。今シーズン、週に5回のハイペースで合計80回磯場に通い、そのうち全くカーエーが釣れなかったのは4回だけというから驚異的。直近のダービーは46・5センチを持ち込んで5位入賞だった。

 嘉陽さんによると、場数と同じくらい重要なのが針がかりさせるまでの過程。最初に、日中にマキエサを投入してその姿を確認できた場所に限定、1回でも多くの手返しを確保するため、水深2メートル以浅を選択する。最も釣り人主導で戦うことのできる状況を作り出すと話す。

 13日の午後10時にポイント入り、40センチ前半を4匹確保するも検量サイズにはやや物足りず。その後、カーエー仕掛けに反応した68・5センチ、3・76キロのタマンを釣り上げ納竿(のうかん)した。「50センチ前後の大型が潜んでいる。今シーズンは上位入賞を狙いたい」と話した。(釣りPower 名嘉山博)