水曜日定例の那覇市役所前ヘイトスピーチ街宣に抗議するカウンターが22日、10週目を迎えた。街宣の主催者は現れず、10週連続の阻止に成功した。

ヘイト街宣を防ぐため那覇市役所前に集まったカウンター=22日

 この日も正午前から「NO HATE」と書かれた旗の下に10人以上が集った。会社の昼休みに抜け出して初めて参加した人も。腰掛けて弁当を食べたり、会話したりした。豊見城市の自営業、津波古充宜さん(51)は3週連続で足を運んだ。「ツイッターで呼び掛けを見て、ヘイトスピーチをやめさせたい、政治について勉強したいと思って参加した。気さくな雰囲気が気に入っている」と話す。

 中国人差別を扇動するヘイト街宣を繰り返してきたシーサー平和運動センターの久我信太郎氏らはカウンターを避け、ゲリラ的な行動を余儀なくされている。14日には沖縄タイムス社前で街宣したが、ツイッターで知ったカウンターの一人が即座に駆けつけて抗議した。

 市民グループ「沖縄カウンターズ」が県議会に提出したヘイトスピーチ規制条例制定の陳情は17日の文教厚生委員会で継続審議となったが、条例の必要性には与野党が理解を示した。市民グループは今後も県や県議に条例制定を働き掛けるという。