沖縄タイムス+プラス ニュース

来春の高卒求人倍率、沖縄は0.45倍 コロナで昨年から半減 就活中の学生は切実

2020年7月29日 08:30

 沖縄労働局は28日、2021年3月の県内新規高卒予定者の求人倍率が6月末現在で0・45倍(速報値)だったと発表した。新型コロナウイルスの影響で、事業者からの求人が例年と比べて大幅に減少したため。20年3月新規高卒者の求人倍率は7月末時点で1・19倍だった。労働局は7月の求人倍率が、昨年と同様に1倍を上回る可能性は低いと分析している。

高卒求人の受理状況

 高卒求人の受理状況は6月1日から30日までで、求人件数が304件で前年同月比45・2%減(251件減)、求人数は930件で前年同月比58・2%減(1297件減)となった。一方、就職希望者は6月末時点で2059人で、求人数と比べて約2倍の差がある。

 産業別に見ると、宿泊・飲食サービス業が105件で前年同月より396件減、卸売・小売業が105件で前年同月より314件減と大幅に減少した。

 同日、沖縄労働局で県や沖縄総合事務局などが各経済団体9団体に、求人の確保を求める要請をした。

 同席した沖縄工業高校3年生の國吉涼介さん(18)は、「新型コロナで学校が休校になり、就職活動のスタートが遅れている感覚がある。周りには第1志望だった企業からの求人が見送られた人もいる」と話し、採用枠の確保を求めた。

前の記事へ 次の記事へ
連載・コラム
きょうのお天気
アクセスランキング
ニュース 解説・コラム
24時間 1週間