ITベンチャーの「Alpaca.Lab」(アルパカラボ・宜野湾市、棚原生磨代表)は28日、運転代行配車アプリ「AIRCLE(エアクル)」を8月4日にリリースすると発表した。AIを使った効率的な配車で、利用者の利便性や業者の収益向上を目指す。

運転代行配車アプリ「エアクル」への登録を呼び掛けるアルパカラボの棚原生磨代表(左)と全国運転代行協会沖縄県支部の新崎勝吉会長=28日、宜野湾市の宜野湾ベイサイド情報センター

 エアクルは、事前に利用者情報をアプリに登録。乗車場所や目的地を入力すると、30分以内で乗車場所に到着できる運転代行の車に通知が届くシステムとなっている。現在は現金支払いのみだが、今後はキャッシュレス決済にも対応できるよう開発を進める。

 アプリに登録する業者は、代行保険への加入や自動車運転代行業の認定を受けているなど、適切に業務を行っていることが条件。アルパカラボが審査した上で、安全に運行できる業者だけがアプリを通して、配車の発注を受けられるようにする。同社は、1件の注文につき、代行業者から手数料200円を取る。

 棚原代表は「適切に運行する代行業者が低価格競争に巻き込まれず、安全を担保に収益化できるシステムを形成したい。配車サービスの県内シェア3割の確保を目指し、将来的には、県外にもサービスを広げたい」と語った。