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キャバクラ2店で14人感染 沖縄一の歓楽街でクラスター PCR実施へ

2020年7月30日 06:22

 沖縄一の歓楽街・那覇市松山のキャバクラ店「クラブダイアリゾート」と「マドンナクラブ」で、従業員と客14人が新型コロナウイルスに感染したことが29日、分かった。県内では最大規模のクラスター(感染者集団)の発生。別の複数の店でも複数人の感染が確認されているといい、県と那覇市などは松山の飲食店従業員らを対象にPCR検査をする方針だ。

従業員の新型コロナウイルス感染を知らせるキャバクラ店の張り紙=29日、那覇市松山

 両店を経営するライジング沖縄は29日、患者の発生をホームページで公表した。同社は「県のガイドラインをいま一度参照し、客同士の間隔をあけるといった感染対策の強化に努めたい」とコメントした。

 県によると、14人のうち従業員は女性6人、男性1人の計7人。残り7人は店を訪れた男性客という。

 県の糸数公保健衛生統括監は「午後10時以降の『夜の街』での感染が多い印象。店のはしごはリスクが高い」と警鐘を鳴らした。

 県もキャバクラ2店の店名を公表し、「20日以降、店舗を利用した人は保健所に連絡をお願いしたい」と呼び掛けた。

 県と那覇市は、感染が広がる可能性があるとみて、松山の従業員や客を対象にしたPCR検査を実施する方針だ。市は28日、接待を伴う飲食店900事業所に感染症対策のチェックシートを郵送した。城間幹子市長は29日の記者会見で「感染が疑われる人を検査につなげたい」と話した。

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