沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は30日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2020年(1~12月)の入域観光客数が前年比61・5%(625万4千人)減の391万人になり、県内消費額が4710億円減少するとの推計を発表した。400万人を下回るのは、沖縄サミット前の1997年以来。新型コロナが全国で拡大し外国客も見込めないことから、下地芳郎会長は「沖縄観光始まって以来の急激な観光客の減少になる」と見通しを示した。

県内の入域観光客数の推移

 コロナの影響悪化や国の支援策「Go To トラベル」が伸びなかった場合を想定して、最悪の場合365万人(64・1%減)になるとの想定も発表。その場合、消費額は4920億円の減少になるという。

 試算は6月までの実績と7月以降の想定を合算した。12月まで外国客がゼロと仮定。ホテルのアンケートで予約の前年比や、航空会社からの聞き取りなどを基に算出した。

 11~12月は航空便のスケジュールが確定していないため、旅行社からの聞き取りなどで算出した。