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沖縄「爆発的な感染拡大」 1週間でクラスター4カ所発生 GoTo影響はこれから

2020年8月1日 09:11

 東京・大阪の大都市に続き全国3番目に人口比の新規感染率が多く、県内で「爆発的な感染拡大」(玉城デニー知事)をたどる新型コロナウイルス。この1週間に起きたクラスター(感染者集団)は少なくとも4カ所あり、中でも最大規模の那覇市松山のキャバクラ2店は感染者33人に上る。この数日は離島や北部地域でも確認が見られ、県内全域にウイルスが広がりつつある。

県内で発生したクラスター(感染者集団)

県の新型コロナ感染に関する判断指標と現状

県内で発生したクラスター(感染者集団) 県の新型コロナ感染に関する判断指標と現状

 県全体で7月に確認された感染者253人中、那覇市内のバーやキャバクラなど“夜の街”関連の感染者は少なくとも3割の73人に上り、このうち松山周辺が47人を占めた。

 県がクラスターと判断した4カ所中3カ所は夜の街関連だ。31日時点で従業員21人、客12人の感染が判明している松山のキャバクラの系列2店「クラブダイアリゾート」「マドンナクラブ」、従業員4人、客4人感染の市久茂地のバー、従業員6人感染の石垣市美崎町のキャバクラ店。久茂地と美崎町の店名は「公表するか調整中」(県)という。

 31日には初めて、北部保健所管内でも感染者を確認した。ダイビングインストラクターの40代男性と、ウェブデザイナーの30代男性。地理的な広がりに加え、職種も医療関係者や介護士、保育士、運転代行業などに広がっている。

 政府の観光支援策「Go To トラベル」による来県者増が、拡大の引き金になったのか。県の糸数公保健衛生統括監は「23~26日の4連休の前から多くの人が来県し、クラスターを形成して急速に増えている。(さらに多くの人が来県した)4連休の影響が出始めるのは今週末からだ」と述べ、今後さらに感染が増える危機感をにじませた。

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