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沖縄、人口10万人当たり感染者 全国ワースト 看護師の確保見通せず

2020年8月2日 08:08

 沖縄県は1日、県内で新たに58人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。感染者数は計453人となり、500人が目前に迫った。1週間の新規感染者数は人口10万人当たり15.31人(7月31日時点)で、東京や大阪などの都市部を抜き、全国ワーストになった。新たなクラスター(感染者集団)は確認されていない。緊急事態宣言を受けた自粛初日、行楽地などの人通りはまばらだった。

県内の感染者数の推移

 県内では7月27日から5日連続で最多の感染者数を更新。8月1日は減少に転じたが、最多だった前日の71人に次ぐ人数となった。

 県保健医療部の糸数公保健衛生統括監は、政府の観光支援事業「Go To トラベル」で多くの人の出入りが県内であったと強調。「きょうは下がったが、これがピークを過ぎたことにつながるとは考えていない。なるべく人と接触する機会を減らしてほしい」と注意を呼び掛けた。

 入院調整中の感染者は1日正午現在で138人に上る。県は軽症者向けの療養ホテルを60室確保したが、運用2日目で46室が埋まっている。県は別の宿泊施設の確保を急いでいる。

 一方で、宿泊施設が整っても、軽症患者に対応する看護師の確保が見通せていないとし、糸数統括監は「免許を持つ人などはぜひ県に一報いただきたい」と協力を呼び掛けた。

 1日の米軍関係者の感染者は8人。7月31日の検査総数は707人で、陽性率は約1%だった。累計は256人。米軍関係者の感染について県は「新たな発生は少し抑えられている」との見解を示した。

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