第2次大戦中に日本軍の捕虜となり、全国各地で労働中の事故や病気、米軍の原爆投下などにより死亡した英国の兵士ら約1800人を追悼する集会が1日、横浜市保土ケ谷区の英連邦戦死者墓地で開かれた。日本基督教団の関田寛雄牧師(91)は「母国や家族を思いつつ、異国の地で生涯を終えざるを得なかった兵士たちを追悼したい」とあいさつした。

 横浜市の英連邦戦死者墓地で献花する日本基督教団の関田寛雄牧師(手前)=1日

 各国の大使館関係者や市民ら約160人が参列。ニュージーランド大使館の駐在武官ニコラス・マクミラン空軍大佐は「悲惨な状況に生きた捕虜の現実は見過ごされがちだ。私たちは尊厳を持って人間を扱う道義的な義務がある」と述べた。(共同通信)