2020沖縄県高校野球夏季大会(主催・県高校野球連盟)は2日、タピックスタジアム名護で八重山とKBC学園未来沖縄の決勝を行い、八重山がKBC学園未来沖縄を4―2で破り、夏の大会初優勝を決めた。ベンチ入りした八重山の3年生20人は全員出場した。
八重山は0ー0の五回表1死一塁、9番花城羅文が右前にチーム初安打を放つと、1番宮良忠利の左前適時打で先制。続いてスクイズを決め、3番下地寛太郎の左前打、4番比嘉久人の右越え三塁打と打線がつながり、4ー0とリードを広げた。
投げては、先発の幸喜大雅が5回1失点と好投。六回から1イニングずつを継投した下地寛太郞、大城和哉が無失点に抑え、八、九回はエース砂川羅杏が締めた。
大会は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止となった夏の甲子園大会に代わり、県高野連が独自に開催した。