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沖縄、4連休で感染拡大か 心配なのは「経路不明」の増加

2020年8月5日 20:21

 新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めが掛からない。過去最多の感染確認となった4日、療養中の患者は計477人となり、県が第2波に備えて推計した「流行のピーク(425人)」を大きく突破した。

県内のクラスター発生状況(4日現在)

 4日に感染が判明した83人の大半が7月28~29日の発症だった。感染から発症までは平均5日間程度とされることから、県の糸数公保健衛生統括監は7月23~26日の4連休前半に多くの人が感染した可能性があるとの見方を示した。

 背景には、22日からの国の観光支援策「Go To トラベル」で県をまたぐ移動が増え、県民同士も連休中は会合などで交流が活発化したことがある。無症状でも、感染者と接触が分かれば積極的に検査していることも増加の一因だ。

 一方で心配なのは、感染経路が追えない人の割合が徐々に高くなっていることだ。身近に感染者が出るなど心当たりがなく、発熱などで病院を受診し、感染が分かる人が増えている。

 糸数統括監は「保健所の調査機能が逼迫(ひっぱく)している。これ以上感染が増えると対策を切り替える必要がある」と強調。国に対し「感染症対策の在り方を個別で指導してほしい。沖縄は人の動きを止めなければ感染が収まらず、そうした施策も議論してほしい」と求めた。

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