【東京】河野太郎防衛相は7日午前、小型無人機ドローンの飛行を禁止する防衛関係施設に、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブを含む29施設・区域を新たに指定した。米軍基地の指定は初めて。指定された施設・区域と、その周囲約300メートルの上空での飛行が禁止となる。米軍基地が集中する沖縄では特にドローンによる取材などが大きく規制される恐れがある。

(資料写真)ドローン

 米軍に関しては、国の防衛上重要な飛行場や司令部が所在する15施設・区域を優先的に指定。県内ではシュワブに加え、嘉手納飛行場、キャンプ・ハンセン、キャンプ瑞慶覧、普天間飛行場の5施設が指定された。シュワブは一部水域も含んでいる。

 自衛隊は、航空自衛隊那覇基地など主に航空部隊が所在する14施設を指定。自衛隊施設はこれまでに指定された27施設と合わせて計41施設となった。

 新たに指定された防衛関係施設やその周辺での飛行は、施設管理者の同意に加え、飛行前に警察や海上保安庁などへの通報が必要となる。

 周知期間として米軍施設で1カ月、自衛隊施設で10日が設けられており、以降は飛行禁止となる。防衛省は準備が整い次第、段階的に他の施設・区域も指定する予定。