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オリオン減収減益、コロナ影響で2期連続 20年3月期 

2020年8月7日 09:30

 オリオンビール(豊見城市、早瀬京鋳社長)は6日、2020年3月期決算を発表した。新型コロナウイルスの影響で、業務用のたる・ビン商品の販売やリゾートホテル事業が落ち込み、売上高は前年度比2・9%減の249億7300万円となった。経常利益は15・3%減の23億9600万円で、3期連続の減益。減収減益は2期連続となった。当期純利益は、11・5%減の17億7900万円となった。

オリオンビールの業績

 ビール類の売上数量は4・3%減の6万300キロリットルで、そのうち県内は4・7%減の4万7600キロリットルだった。

 缶商品は「75BEER」の販売が好調で、0・7%増。ホテルや飲食店への業務用となるたる・ビン商品は、コロナによる観光客の減少に伴い、5・2%減となった。

 発泡酒・新ジャンルは、新商品の開発に向けた贅沢気分やゼロスターの終売に伴い、6・4%減った。

 県外もコロナの影響で業務用市場が縮小し、2・9%減となった。海外は台湾4%増、オーストラリア16%増、香港20%増と前年度を上回るも、日韓関係の悪化による出荷停止で韓国が35%減となった。海外全体では2・6%減。

 リゾートホテル事業の売上高は、10%減の31億円だった。コロナの影響で2月に前年同月比30%減、3月は70%減となり、2カ月間で計3億円の減収となった。

 早瀬社長は「コロナの影響は受けたが、主力ブランドはシェアを維持できた。WATTA(ワッタ)と75ビールで、新しい市場を創造できた点も含め、全体として及第点を付けられる」と述べた。

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