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那覇市松山で86人陽性 20代の感染41人「一部店舗に集中」

2020年8月9日 10:19

 新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生している那覇市松山の飲食店従業員らを対象に実施されたPCR検査で、10~60代の男女86人が陽性だったことが分かった。検査数は2080人で、陽性率は4・1%。結果を分析した県立中部病院の高山義浩医師は「印象としては陽性率は低かった。一部の店舗に集中して出ており、松山地区にまん延している状況ではない」との認識を示した。

松山の年代別陽性者数

 86人のうち10人は県が8日までに公表した感染者数に含まれている。残り76人は9日以降の発表に随時反映される見通し。8日までの県の累計感染者数は968人で、残り76人を加えると1044人となるため、累計感染者数は千人を超えたことになる。

 陽性が出たのは男性52人、女性34人で、重症者はいない。世代では男女とも20代が多く男性21人、女性20人。男性は30代も18人いた。若い世代ほど陽性率が高く、10代は男性は8・3%、女性は9・3%となっている。検査は1~2日、10歳未満から70歳以上が受けた。

 那覇市からの委託で検査した県医師会の田名毅常任理事や高山医師が8日、県庁で概要を公表した。

 高山医師は東京や大阪、名古屋などのホストやキャバクラのスタッフが団体で来県し、松山で数日遊んでいたと聞いているとして、複数ある要因の中で「感染が広がる大きな要因になった」との見解を示した。

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