【浦添】市内の宮城珠算学校に通う石塚楓哉(ふうや)ちゃん(6)と樹(いつき)ちゃん(4)兄弟がこのほど、暗算検定試験(主催・全国珠算教育連盟)で、楓哉ちゃんは7段に、樹ちゃんは4段にそれぞれ合格した。同連盟県支部によると、4歳で4段に合格するのは県内初。6歳で7段合格も珍しいという。互いに良きライバルの2人。合格に「うれしかった」と笑顔を見せた。(社会部・宮里美紀)

真剣な表情で問題に向かう石塚楓哉ちゃん(右)と樹ちゃん

そろばんが大好きな石塚楓哉ちゃん(右)、樹ちゃん=7日、浦添市屋富祖・宮城珠算学校

真剣な表情で問題に向かう石塚楓哉ちゃん(右)と樹ちゃん そろばんが大好きな石塚楓哉ちゃん(右)、樹ちゃん=7日、浦添市屋富祖・宮城珠算学校

 暗算検定は、かけ算、割り算、見取り算の3種目。1種目3分の制限時間で40問(200点満点)を解く。4段は3種目それぞれ110点以上、7段は各140点以上で合格だ。

 試験問題は0・156×8・71といった複雑な計算も多く含む。やんちゃ盛りの2人だが、練習問題に向かうと表情が一変。楓哉ちゃんは1問1~3秒ほどで、樹ちゃんも1問2~4秒ほどで素早く答えを書き込んだ。制限時間を迎えると、互いの解答用紙にちらりと目をやり、どこまで解答できたか競っているようだ。

 楓哉ちゃんは試験問題を前にすると「早くやりたいなあ」と待ちきれない様子。樹ちゃんも「(普段から)そろばんをはじくのが好き」と笑う。楓哉ちゃんは「試験に合格した時とか、自分の目標を超えた時がうれしい」のだという。

 月~金曜日は3時間、土日は5時間ほど宮城珠算学校でそろばん練習に励んでいる2人。宮城忍人校長は「2人は練習量がすごい」と褒める。「子どもが好きなものを伸ばし、誰にも負けないものを一つつくってあげられたら」と目尻を下げた。

(写図説明)真剣な表情で問題に向かう石塚楓哉ちゃん(右)と樹ちゃん

(写図説明)そろばんが大好きな石塚楓哉ちゃん(右)、樹ちゃん=7日、浦添市屋富祖・宮城珠算学校