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沖縄、今後1週間で700人感染か 医療機関に160床増を要請

2020年8月11日 09:41

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、県と、感染者を受け入れる病院が協議する病院長会議が10日、南風原町の県医師会館であった。県は、今後1週間は新規感染が増え続ける見込みで、入院の必要な患者が増えるピークは16日になるとの推計を報告。現状より病床を160床増やす必要があるとして、医療機関に協力を呼び掛けた。(1面参照)

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

県内感染者の居住別状況(8月10日)

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供) 県内感染者の居住別状況(8月10日)

 推計は県の対策本部内の疫学の専門チームによるもの。(1)今後1週間で新規感染者が1日あたり100人、計700人に上る(2)15日まで発令中の緊急事態宣言の効果が表れて新規感染が減り始めるのは、16日からの週になる-との見通しを示した。

 会議は病床逼迫(ひっぱく)を受けて、急きょ開催。冒頭で玉城デニー知事は「入院調整中の患者には、高齢者や持病のある方など自宅療養や宿泊療養に適さない方もいる。病床の確保にご協力をお願いしたい」と述べた。

 県によると、病院や療養ホテルに入れない入院調整中の陽性者は279人いる(10日現在)。会議では、そのうち重症化リスクのある人が100人前後いることも明らかになった。

 県が10日現在、医療機関の病床273床を確保している。会議では、新たな病床確保のために、感染症指定医療機関の県立病院が中心になって新型コロナ治療を続けることや、県立病院がしている救急治療や高度医療、コロナ以外の患者の治療を県立以外の病院で協力して担うことも確認された。

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