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沖縄県の警戒レベル 最高段階「感染蔓延期」に 緊急事態宣言29日まで延長 来県自粛は求めず

2020年8月13日 18:24

 沖縄県の玉城デニー知事は13日、新型コロナウイルスに関する県の警戒レベルを現状の第3段階(感染流行期)から最高の「第4段階(感染蔓延期)」に引き上げると発表した。疫学的な観点を踏まえて、1日から15日まで発令中の県の緊急事態宣言も2週間延長し、29日までとする。

警戒レベル引き上げを発表する玉城デニー知事=13日午後、県庁(代表撮影)

 観光客らの来県について「慎重な判断をお願い」として自粛は求めなかった。一方で、県民には、県をまたぐ移動について不要不急の往来を自粛するよう求めた。

 休業要請の拡大はなかった。

 県内で学校や福祉施設、病院などでクラスター(感染者集団)が発生していることを受けて、庁内にクラスター対策チームを設置、厚生労働省からの応援職員とも連携しDMAT等の派遣も含めて対応するとした。

 玉城知事は、「感染拡大封じ込めには、ひとりひとりの徹底した行動変容が求められ、具体的行動が不可欠だ。それがなければ、感染の封じ込めができない段階に来ている」と述べ、県民に危機感を共有した行動を伴うよう求めた。緊急事態宣言の29日までの延長については「疫学上の観点から2週間とした。この2週間頑張って、静かなお盆を迎えて欲しい気持ちで決めた」と説明した。県立学校は緊急事態宣言期間中、一部を除き臨時休校とする。高校3年生は原則時差登校とする。

 第4段階の引き上げに伴い、玉城知事は、県全体で不要不急の外出の徹底、買い物はひとりで短時間で済ます、会食や会合、夜10時以降の外出を控える―なども、求めた。集団感染が発生した場合には発生源の地域や業種を特定し、局所的に休業、または時短要請をするという。

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