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沖縄「緊急事態」29日まで延長 買い物は原則1人で 夜10時以降の外出自粛

2020年8月14日 05:14

 県は13日の対策本部会議で、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、警戒レベルを最高の4(感染まん延期)に引き上げた。独自の緊急事態宣言は2週間延長し、29日までとした。観光客などの来県自粛には踏み込まず「慎重な判断」を求めるにとどめた。玉城デニー知事は県庁で記者会見し「県民の具体的な行動がなければ、封じ込めることは不可能な段階まで来ている」と危機感を表明した。

警戒レベル引き上げを発表する玉城デニー知事=13日午後、県庁(代表撮影)

緊急事態宣言骨子

警戒レベル引き上げを発表する玉城デニー知事=13日午後、県庁(代表撮影) 緊急事態宣言骨子

 県の指標七つのうち、五つが第4段階に達しているため引き上げを判断した。

 県民に求める行動として、県全域で実施している不要不急の外出自粛の徹底に加え、買い物に出掛ける際は原則1人とし、会食・会合や午後10時以降の外出を控えるよう要望。特に繁華街への外出は厳に自粛するよう呼び掛けた。

 集団感染が発生した場合は地域と業種を特定し、休業や時短営業を要請するとした。

 クラスター(感染者集団)が発生した繁華街がある地域で、接待を伴う飲食店などに出している休業要請は(1)那覇市松山は15日まで(2)宮古島市平良西里・下里、石垣市美崎町は20日まで-とし、どちらも延長しない。

 医療、福祉施設でクラスターが相次いでいる事態を受け、庁内にクラスター対策チームを設置。病院や社会福祉施設などで、発生を未然に防ぐ取り組みを強化する。

 医療現場を支援するため、県から災害派遣医療チーム(DMAT)を派遣することも検討する。

 知事は来県自粛を求めなかった理由として、会食や会合、家庭内での感染割合が増加しているのに対し、県外からの感染割合は低くなっていると説明。「今は市中で広がっている状況を抑え込むことに重点を置く」と強調した。

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