はじめに

「健康長寿の島」
沖縄がかつてそう呼ばれていたことをご存じだろうか。

厚生労働省が発表した都道府県別の平均寿命を見ると、1985年の沖縄県の平均寿命は男性は76.34歳、女性は83.70歳。男女ともに1位だ。
 
当時の記事(1985年9月10日、沖縄タイムス夕刊)を見ると、沖縄には100歳以上の高齢者は76人いた。
全国でみると、10万人あたりの100歳以上の人口は沖縄がトップ。
長寿日本一を記録していたというから驚きだ。

それから30年たった2015年ー。
沖縄県民の平均寿命は男性は全国36位の80.27歳、女性が全国7位の87.44歳となった。
女性はかろうじて10位以内をキープしているが、男性は下から数えたほうが早い。

平均寿命は伸びている。実際、100歳以上の高齢者は1154人(2019年9月時点)もいる。1985年と比べても圧倒的に増えた。

だが、全国と比べると平均寿命の延び幅は小さい。
それはなぜなのか。

実は、平均寿命の延びを抑制する要因となっているのは65歳未満の働き盛り世代の死亡率だ。
なんと、働き盛り世代の死亡率は男女ともに全国ワースト。どうした沖縄県民。

原因は肝疾患や糖尿病といった生活習慣病などだ。
生活習慣病は飲酒機会や量の多さ、脂分の多い食事、そして運動不足によって引き起こされる。
思い当たる人も多いのではないだろうか。
私はまだ20代なので「やばい状況」ではない。だが、お酒もハイカロリーな食事も大好き。そして何より体を動かすことが苦手。一時期「脂質異常症」と診断されたこともある。いずれ自分も「やばい状況」になりそうで耳が痛い。

そんな中、沖縄県は「2040年に平均寿命日本一」の目標を掲げ、健康長寿ブランドを再び取り戻そうと呼びかけている。

「20年後の寿命日本一は私たちにかかっている」と言うと少し大げさだろうか。
でもやっぱり健康は大事だよね。私もずっと健康でいたい。
だけど、大好きなビールはこれからも飲みたいし、ラーメンもステーキもケーキも食べたい。

(イメージ画像)お酒を楽しむ人たち

よく芸能人で「健康維持のために炭水化物はほぼ食べない」と言う人もいるけど、
私はストイックな生活は本当に続いた試しがない。というかできない。

だったら、具体的に何をどうすれば数値に引っかからず健康で居続けられるのだろうか。

目次
第1章 不健康偏差値1位の沖縄
⑴長寿県が短命県の仲間入り~脅威のBMI偏差値~
⑵実は血圧とコレステロールは低め・・・だけど
⑶このままだと人工透析に
⑷食べ過ぎ飲み過ぎな県民
⑸歩かない県民
⑹不健康は経済をも逼迫する
⑺亡くなる原因第1位は
⑻長野に学ぶ 長寿の秘策
 

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