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夜の世界で働くキャストのみんなへ 10万円はもらえた? 家賃は払えそう? 本当に切迫してない?

2020年8月14日 13:00

<Yahoo!個人から転載しました>

閑散とする那覇の歓楽街「松山」の様子=2020年8月5日


 これが記事ではないかもかもしれないと思って書くのは、初めてかもしれません。
 ただ、直接、会えなくて、届いてほしいと思って、まずはここに書いてみます。

 どれだけ新型コロナウイルスの影響が長引くか、見通しが立ちません。
 特に、沖縄県は、15日までと言っていた独自の緊急事態宣言を2週間、延長する方針です。
 歓楽街の松山はクラスターが発生したので、営業自粛で街は閑散としています。

 夜の世界で働くキャストのみんなに、手元のお金の確保と身の安全を優先して、公的なお金に頼っていいということをとても伝えたいです。

 夜の世界で働く友だちや、取材で会った風俗業界の女の子は、なかなか社会から見えづらくて、いないように扱われてしまって、制度からこぼれ落ちてしまうことが多々あります。

 みんなもきっと、「給付金をもらったら?」と言われても、書類をそろえるハードルがあまりにも高いし、職業を言い出しにくかったり、自分にはもらう資格がないと思っている人もいると思います。

 那覇市の歓楽街のクラスターだけど、働いてる女の子たちは身元がバレるのが怖くて、遠くから働きに来ている子も多いから、どうやって探し出したらいいのか、見当がつきませんでした。

 でも、みんなも給付金をもらえる権利はあるから、どうか、命と生活を守ってほしい。

 ラジオでみんなが使える制度について発信している糸数温子さんと、どうしたらいいのかまとめました。
 自分に当てはまるか、読んでみてもらえませんか。
 給付金は、返さなくていいお金のことです。


(1)10万円はもらえた?

 特別定額給付金10万円の申請が8月中までで締切迫ってる!!!!(←これ大事)
 那覇市は8月25日までです。
 申請書のほかに本人確認(運転免許証、マイナンバーカード、健康保険証など)と銀行の口座(通帳やキャッシュカード)があれば、受け取れます。

 沖縄県内の市町村の〆切(市町村ごとに〆切が違う!)
 https://kyufukin.soumu.go.jp/doc/47_okinawa.pdf 

 総務省 特別定額給付金の詳細
 https://kyufukin.soumu.go.jp/ja-JP/ 

 電話は、特別定額給付金コールセンター
 0120-260020


(2)家賃の支払いが心配なら

 家賃は払えそうですか。
 やむを得ない休業で、収入が減っている人に向けて家賃に充てられる「住居確保給付金」というものもあります。

 この申請には、今の苦しい状況になる前から、あなたが生計を維持していたかどうかを確認する要件があります。(1)の特別定額給付金のお知らせが自宅に届いていたら、あなたが「世帯主」になっているので、「住居確保給付金」の申請もできるようになります。

 もし、届いていなければ、世帯主ではない可能性があります。市役所に行って住民票を取り寄せれば、自分の住所がどこに登録されているのか、誰が世帯主になっているのかを確認することができます。
 

 住居確保給付金

 https://kyufukin.soumu.go.jp/ja-JP/

 沖縄での申請方法
 http://psokinawa.jp/jyu-kyo_okinawa.pdf

(3)本当に切迫していませんか? 

 緊急性が高い場合、生活保護の申請を検討してみませんか。生活状況の調査などはありますが、申請が受理されてから早ければ2週間ほどで生活保護が受けられます。

 オススメの相談窓口は、パーソナルサポートセンターです。
 那覇ならOPAにあります。
 http://psokinawa.jp/index.html 

 自分の住んでいる地域を見てみてください。
 http://psokinawa.jp/guide/access/okinawa.html ←パーソナルサポート一覧


 ここまで、「手元のお金の確保」で、すぐに申請できることを紹介しました。

 ほかにも、使える制度はあるけれど、たくさんありすぎて、それぞれに使える制度やお金が違うから、きょうはここまでにさせてください。
 いま、誰がどんな風に使えるのか、伝えたくて、整理しているので、またみんなに伝えたいと思っています。

 例えば、こんなことに当てはまる場合は、色んな給付金や制度が使える可能性があります。

 お店に「今日はお店閉めるから」とか「今日は休んで」と言われてませんか?
 熱が出たりして大事を取ってお仕事を4日以上休んでいませんか? 
 お店でクラスターが発生していませんか?

 ひとりで調べて申請するには、どこから手をつけていいか分からないという方には、パーソナルサポートセンターという所を利用するのをオススメします。ここで、生活の不安や今の状況の相談に乗ってくれます。

 もう一度、載せます。
 パーソナルサポートセンターの那覇
 http://psokinawa.jp/index.html 

 那覇以外の地域はこちらです
 http://psokinawa.jp/guide/access/okinawa.html 
 
 最後に、いつの日か乗ったタクシー運転手のおじさん。
 コロナの影響でお客さんも減ってるし、感染も怖いから少し休みたいと言ってるけど、会社が休ませてくれない、でも給付金の申請を会社がやってくれるわけでもない、と言ってたよね。おじさんも給付金もらって休んでほしいよ。
 
 給付金が働く人のインセンティブになっていない状況に、立ちすくんでしまいそうになるけれど、届きますように。

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