沖縄銀行と琉球大学は14日までに、大学研究の事業化を目指す「2020年度産学官金共同研究スタートアップ支援事業」で、六つの研究課題への支援を決めた。琉大が持つ技術やノウハウと地域・企業のニーズをマッチングさせた共同研究を、資金面やコンサルティングで支援する取り組み。5年目を迎える。

支援先決定を報告する(左から)譜久村親室長、具志堅興治課長代理、天願翔太氏=14日、沖縄タイムス社

 「沖縄産薬草の血管拡張作用を応用した新規多機能性食品の開発」「シークヮーサー種子に含まれる有効成分の高純度粉末大量製法の開発と安全性試験」などに、計600万円の研究資金を支援する。同額で例年、12件程度を支援してきたが、今年は個別の研究へサポートを強化するため支援対象を約半分に絞った。

 14日、沖縄タイムス社を訪れた沖銀・沖縄みらい元気応援室の譜久村親室長は「地域貢献につながる成果を生み出したい」と語った。琉大研究推進課の具志堅興治課長代理と天願翔太氏も「これまでの連携を生かして新たな産業につなげたい」などと話した。