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沖縄コロナ感染 高齢者3割 死亡後発見のケースも 

2020年8月16日 21:18

 沖縄県は16日、新型コロナウイルスに感染した2人が死亡し、関連死者が計13人に増えたと発表した。また、新たに10歳未満~90歳以上の計60人の感染が確認された。3割近い17人が70歳以上。うち7人はクラスター(集団感染)が発生しているうるま市のデイサービス施設関連で、県によると関係感染は計32人に上る。

新型コロナウイルス感染で2人死亡を発表した県の糸数公保健衛生統括監=16日、那覇市・県庁

 県によると、亡くなったのは中部保健所管内の90代男性と南部保健所管内の50代女性の2人。

 90代男性は基礎疾患の治療のため5月から中部保健所管内の病院に入院中で、今月6日に38度台の発熱、翌7日に急性肺炎があった。PCR検査の検体採取をした11日に死亡し、翌12日に陽性と判明した。同病院はクラスターが発生しており、院内感染かどうかや死因などを詳しく調べている。

 50代女性は今月5日に下痢を訴えて職場から帰宅後、連絡を取れなくなり、周辺から通報を受けた警察が10日に家を訪ねて死亡しているのを発見した。職場近くの別の職場でコロナ感染があったことから警察の調査過程でPCR検査をし、14日に陽性と分かった。死亡後の検査による感染判明は県内初のケースといい、死因を調べている。1人暮らしだったかなどについて県は把握していない。

 県内の感染者数は計1618人。県によると直近1週間(9~15日)の人口10万人当たり感染者数は40・5人と都道府県別で最多の状況が続き、2位島根県(13・9人)のほぼ3倍。3位は東京の13・72人。

 県の糸数公保健衛生統括監は「今から1週間は新規感染者の数を抑えられる可能性がある。一方で重症化のピークは1週間ぐらい遅れて現れ、高齢者感染の割合も高まっているので、緊張感を持って乗り越えなければならない」と話した。

 在沖米軍基地ではキャンプ・フォスターとキャンプ・コートニーで各1人、計2人の感染が確認された。累計は337人となった。

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