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「北側へ配置受け入れる」浦添市長が了承 南側案から一転 那覇軍港移設

2020年8月18日 17:08

 那覇港湾施設(那覇軍港)の浦添埠頭への移設を巡り、沖縄県浦添市の松本哲治市長は18日、県庁で玉城デニー知事、城間幹子那覇市長と会談し、軍港を北側に配置する「北側案」に同意する考えを示した。会談後、記者団の取材に「これ以上の足踏みは許されない。北側への配置を受け入れることにした」と述べた。

那覇軍港移設予定地=浦添市西洲

 松本氏はこれまで西海岸のリゾート開発を重視し、軍港を北側に整備するとビーチからの眺望を損なうなどの理由で「南側案」を主張してきた。県と那覇市が求める「北側案」へ譲歩する形で、移設計画が進む可能性が出てきた。
 沖縄防衛局は今月4日、県と那覇、浦添両市に、軍港を南側に配置する「南側案」を選択肢から外すと伝達した。

 これに対し玉城デニー知事は、軍港部分より民港計画の方向性を固めることが優先との認識を示した。その上で、防衛局の提示に「突然、移設先を示されたのは大変遺憾だ」と不快感を示した。知事は「軍港の位置や形状は、那覇港湾移設協議会で検討されるものだ」との認識も示した。

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