サッカー明治安田生命J2第13節は19日、各地で11試合が行われた。FC琉球はタピック県総ひやごんスタジアムで栃木SCと対戦し、2―2で引き分けた。通算成績は3勝5分け5敗。8月に入ってから3勝1敗と波に乗る琉球は今季ホーム初勝利を目指し最後まで攻めたが、勝利には届かなかった。
琉球は前半11分、中央でボールを奪われ、逆襲から先制点を許した。その後も栃木の連動した守備を前に主導権を握れず、チャンスをつくることができなかった。
0―1で折り返した後半、琉球は4試合ぶりの出場となるMF小泉佳穂とMF池田廉を投入。小泉が長短を織り交ぜたパスでゲームを組み立てると前線の連係が活発化し、流れは琉球に傾いた。
後半30分、自陣深くからDF田中恵太がバックラインの裏に長いパスを出し、交代出場したFW上原慎也が相手DF2人と競り合いながら頭でゴールに流し込んで同点に追い付いた。上原はファーストタッチでの得点。
後半36分、琉球は一瞬の隙を突かれ1―2と勝ち越されたが、42分に左サイドからDF沼田圭悟のセンタリングを再び上原が頭で合わせて同点に追い付いた。
琉球は次節、23日午後6時から新潟市のデンカビックスワンスタジアムでアルビレックス新潟と対戦する。