うるま市の勝連半島周辺海域で海水浴客らが猛毒を持つハブクラゲやカツオノエボシ(電気クラゲ)に刺される被害が相次いでいる。同市消防本部によると、今月に入って19日までに同被害での救急出動が14件あり、11人が病院へ搬送された。台風5、6号が去った後から急増しているという。

ハブクラゲ

 家族連れでの海水浴で小児が被害に遭うケースが目立っており、同本部では「遊泳の際には肌の露出を避け、ハブクラゲ侵入防止ネットの設置されたビーチを利用するように」と注意を呼び掛けている。

 被害に遭ったのは7~8歳が最多の10人で20代が3人だった。手足の一部を刺されるなどいずれも軽症という。

 主な発生場所はうるま市の海中道路海岸線、浜比嘉島の浜比嘉地区海岸(浜人工ビーチ)、比嘉漁港海岸、勝連平敷屋青間海岸、勝連南風原地区海岸。いずれも管理人不在でハブクラゲ侵入防止ネットの設置されていない海岸だった。

 ハブクラゲに刺された場合は刺された部分をこすらず、酢(食酢)をかけて触手を取り除き、氷や冷水で冷やす。カツオノエボシに刺された場合は酢はかけずに、こすらず海水で洗い流し、氷や冷水で冷やすのが有効としている。いずれの場合も医療機関を受診するよう呼び掛けている。