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銀座で「沖縄」を感じる人増えてます 県産品販売のわしたショップ売り上げアップのワケ

2020年8月22日 10:11

 沖縄の県産品を販売する銀座わしたショップ本店が、8月に入ってから、売り上げが伸びている。3連休前の8月7日~21日現在の売り上げは前年同期比で15%増となった。前田展野店長は「夏休み期間中なのに、新型コロナウイルスの影響で旅行を自粛している人たちが、少しでも沖縄を感じようと訪れている。週末は家族で買い物に訪れ、店はテーマパークのような感じ」と久しぶりの活気に喜んでいる。

売れ行き好調の県産モズクを購入する来店者=21日、東京都中央区・銀座わしたショップ本店

 同店は、コロナの感染拡大で時短営業や一時休業を強いられた。7月から通常営業を再開すると、開店前から行列ができ、同月の売り上げは90%まで回復。8月に入り、遠出できない都内の人たちが家族連れで訪れるようになった。前田店長によると、モズク、沖縄そば、海ぶどう、ジーマミ豆腐が売れ筋だという。

 店では「コロナを吹き飛ばそう」との思いも込め、壁面に首里城正殿と沖縄の美しい海の画像の大型広告を設置。また、首都圏に約600店舗あると言われる沖縄料理店が休業や閉店に追い込まれていることなどから、わしたショップがお勧めする沖縄料理店のショップカードのコーナーを店内に設置している。

 都内に住む杉園寿里さん(37)は、夏休み中の啓仁(けいと)さん(11)と心彩(みいろ)さんと一緒に店内のパーラーでタコライスを注文。「子どもたちは初めてタコライスを食べて、喜んでいる。今度は沖縄で食べたい」と笑顔。

 モズクを2キロ分を購入した都内に住む柳沼愛子さん(39)は「これまで年に1回は沖縄旅行を家族で楽しんでいたが、今年は無理。店で沖縄の雰囲気を感じて、家でモズクを食べます」と話した。

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